■小学生の2割「幻覚体験」 不安定な親子関係反映か

小学生の2割「幻覚体験」 不安定な親子関係反映か  2004/11/02 19:54
 統合失調症の診断基準にもなる幻覚(幻視、幻聴)を体験したとする小学校高学年の児童が2割に上ることが、名古屋大発達心理精神科学教育研究センターの調査で分かった。幻覚を訴える子供の割合はこれまでの海外の研究で19−35%とされてきたが、国内で示されたのは初めて。

 意識と行動のつながりが失われる「解離」や不安が関連しているとみられ、村瀬聡美助教授は「親子関係のストレスがきっかけで幻覚が出たという症例もあり、親子関係の不安定さが(調査結果の)背景にあるのではないか」とみている。3日から名古屋市内で始まる日本児童青年精神医学会総会で発表する。 調査は村瀬助教授らが通院歴などのない11、12歳の児童約760人を対象に行った。うち約21%が「人の顔が浮かぶ」「自分の悪口が聞こえる」などと回答した。

俺も小学校の時、帰宅途中に俺を呼ぶ声が聞こえて声の正体を探してるうちに帰りが遅くなった事があるのだが、声のことは信じてもらえずに帰宅が遅かったことを延々と怒られた。その親子間のあまりの信用のなさに、その夜、家を出ようと思った。
この様に小学生諸君も幻覚や幻聴を体験すると親子関係に問題が発生するのでくれぐれも注意するように。